ハンドメイド活動について⑤

現在、ハンドメイド活動の再開にむけて、準備をしています。

準備の進捗状況でしたり、様々は以下に記事として残していますので、ご興味のある方はご覧頂ければ、と思います。

あまりこちらでは、自分の考えですとか、文章の掲載をしたくないと思っていましたが、リンクのようなお知らせしたいこともありましたし、また、再開までにお時間を頂くこともあるため、ハンドメイド活動で私が取り入れている工夫でしたり、制作のちょっとした裏側でしたりを、雑談的に更新していこうと思いましたので、ご興味のある方はお目通し頂ければ嬉しいです♪


私にとってのハンドメイド

私がハンドメイド活動で出しているキャッチフレーズがあります。

小さなお子様でも自分で買える。ママやお友達にもプレゼントが出来るといいな。幅広い世代の女性に「可愛い」を。多くの人に笑顔と癒しを提供したいです☆


これには、色々な背景があったりしますので、少しお話出来れば。


私は決して裕福とは言えない、ハッキリ言って貧しい家庭で育っていて、今もその貧困状態からは脱していない、本当に経済的に余裕がない生活をしています。

小学生の高学年くらいの時から、父が家に帰って来なくなり、会社にも行かずにギャンブル依存症になっていました(このギャンブル依存症という状態は、私が大人になって心理学などを勉強するようになって感じたことです)。

当然なのかな?家にロクにお金も入れなかったようです。

そのため、母が昼夜問わず働いていて、私には2歳下の弟がいるのですが、弟の面倒を見ながら、母の家事のお手伝いをして育ったのが、私の生育環境でした。

両親は私が中学3年生の時に正式に離婚をしています。


まぁ、なかなか複雑な環境でもあり、今も「私が親にされていたこと、今も親にされていることは、心理的な虐待でもあるんだよな…」と、思うところも多方面であり、なかなか現在も、心中は複雑です(詳細は書きませんけどね)。


それでも。

私が小さい頃に、母はミシンを使って洋服を作ってくれたり、カバンを作ってくれたり。

編み物が得意だったので、冬にはセーターを編んでくれたり、マフラーや手袋を編んでくれました。

それと、手縫いも上手で、大層なおままごとセットは買ってもらえなかったけど、フェルト生地で作った、マスコット人形を沢山作ってくれて、それが私の遊び道具でした。


それと。

父も日曜大工が得意で、家の前に夕涼みできたりするようなベンチを作ってくれたり。

竹とんぼを作って、一緒に遊んでくれたり。

自転車もパンクすると、父がすぐに直してくれたりという、家庭だったんですよね。


両親の仲は子供には分からないレベルでギスギスしていたのでしょうけど、両親ともに子供には優しくて、その、両親の問題が表面化するまでは、本当に毎日が楽しくて幸せな子供時代を送れたと思っています。

たとえ経済的に微妙であっても(笑)、心はとっても豊かに育つことが出来て、今も経済的に苦しい状態であっても、心まで折れないでいられるのは、子供の頃の環境の影響が大きいのかな、とも思っています。


そんな幼少期だったため、私にとってハンドメイド(手芸やDIYなど)は、とても身近なもので、決して高級なものでもなく、誰でも努力と工夫で出来るようになるものだと思っているんですよね。


そして、何よりも。

他人の心を豊かにすることが出来る。

楽しさや、嬉しさを与えることが出来る。

ハンドメイドは、そういうものだと思っています。


幼少期の私のように。

今の小さなお子様に、

「それ、可愛い!」

「私もああいうの、作りたい!」

「私もやってみたい!」

そんな風に思ってもらえると、すごく嬉しいって思っています。


ちなみに幼少期の私、とっても不器用でした…。

何で今、販売が成り立つくらいの作品が作れているのか不思議なくらいに(笑)、すっごい不器用な子でしたよ(^-^;


正直、両親に対しての気持ちは、大人になった今でもとっても複雑ではあるんですけど、それでも、やっぱり…。


私が今、ピンなどを切る時に使っているニッパーは、とっても重たいんだけど(苦笑)、父が置いて行った(のか、引っ越しの時、こちらの荷物の中に紛れてしまったのか)工具箱から拝借したものです。


母は私のようにビーズアクセサリーは出来ないけど、やっぱり作品を最初に見てくれたりで、今でも一緒に手芸店に行ったりもしています。


両親がいたからこそ今の私のハンドメイド活動があるのは、間違いのないことです。

複雑な想いはあるけど、その中には勿論「大きな感謝の気持ち」もありますよ。

だからこそ、本当に複雑な気持ちなんだろうな、とも思いますけどね(笑)。


価格設定について

先述のような生育環境だったんですよね、私。

そして今でも、本当に毎月が自転車操業なのかな、ってくらいに、ギリギリの生活をしています。


そして今。

こういう状態は私だけではないと強く痛感しています…。

何ででしょうね。全くこの国は景気が良くならない。

私が高校3年生の時にバブルが崩壊して、私は「就職氷河期」が始まった世代の年齢なのですが、一向に経済が良くなっていく感覚もない。


そして、周囲を見渡すと、私の母のよう、シングルマザーの友達が増えてきたり。

あと、発達障害など、お子様のことでとても大変な環境にある友達もいたりします。


それでもお金って、簡単に増えないし、増やせないし、特に女性ってなぜか女性ってだけで、お給料が安かったりしませんか?

または女性が得意とするような職種って、お給料が安くないですか?


それでも女性って、何歳であっても(3歳とか4歳であっても)。

何歳になっても(80歳とかのおばあちゃんになっても)。

可愛くありたい、キレイでいたいと、望むものじゃないかしら。

それは他の誰のためではなく、自分の気持ちの潤いのために。


ハンドメイドって、当然ですけど、材料を仕入れたり、そのために交通費も時間も使うし、材料費もかかるし、その仕分け作業だったりもかなり面倒くさい(笑)。

1つの作品が出来上がるまで、結構な時間と手間暇もかかっている。

当然、それが本業で成り立っている人なんて一握りなので、自分の仕事の時間や家事の時間、睡眠時間を削ってでも「好きでやりたいからやっている」という人が多いと思うんです。

そりゃね。

1つの作品から頂きたい金額は、それなりの金額になりますって。

誰だってまずは自分が報われたいし、ボランティアでハンドメイドをやっているのではないと思うので…。


それでも私は、少しでも安価で提供したいな、って思っています。


やっぱり、ハンドメイド作品を身近なものに感じて欲しいんです。


ハッキリ言って、ハンドメイド作品は扱い方が雑だと壊れます。

お子様が扱ったら、すぐに壊れるんじゃないかって思いますよ(苦笑)。

でも、「物はそっと扱わないと壊れるんだ」という勉強になれば、それでいいと思うんです。


そして、ハンドメイド作品が壊れた時に、極力ケガがないようにしたいので、安っぽい素材であっても、プラスティックビーズだったりのものを使っています。


ファイアポリッシュやスワロフスキーはキレイだけど、ガラス製ですからね。

踏んでしまった時などの破損で、手足にケガが起きたら痛いし、細かい破片が入り込んだりしたら、本当に可哀想だし、大変だよねって思うので…。

その素材を使わないことで、私も安い材料を仕入れられるため、安価で提供することが出来ますしね。


あと、親御さんにしてみても…。

壊れてしまったものがそれなりの金額だと、つい、お子さんを強く叱ってしまうかもしれないですよね…。


壊れてしまったことで叱られるのはいいと思うんです。

でも、「高かったんだよ!」という理由で叱られるのは、子供から見たら大人の金銭感覚の価値観を押し付けられていることに近い気がします。

壊れやすいものを渡しておいて、金額のことでお子様を叱るのは、ちょっと可哀想かな、と思うんです。


なので、私の作品でよければ「物を大切にする練習用」でも構いませんから、お子様に買ってあげて下さい。


もし、金額もそんなに高くないと感じたら、お子様にお小遣いで買うように言って、「自分のお小遣いで買ったものだから、大切にしてね」という、お子様の教育の道具にしてもらえれば、と思っています。


そして。

いつもはお子さんの欲しいものにお金を使って、自分のことは後回しにしてしまっているママにも、色々なお金がかかってしまって、オシャレがちょっと後回しになってしまうような、色んな世代の女性たちにも。

ちょっと贅沢な気持ち、華やいだ気持ちになれるような作品が提供できれば、と思っています。


どんな方にも気軽に、身近にハンドメイド作品を日常の中に取り入れて欲しい。

そんな気持ちがあるので、価格設定は可能な限り、安価にしています。

(そう感じないものは、材料費やかかった時間がそれなりだ、ということだと思ってくださいm(__)m)


最近のビーズの仕入れ

GW中、母と地元の大型スーパーに行った時に立ち寄った手芸用品店で、恐らくお子様対象な「詰め放題」があったので、そちらで材料を仕入れ、それを分別しました。

  1. ファスナーバッグが閉まればOKで1袋108円。2袋詰めてきました!
  2. まずは色んな種類を入れた側を、ざっと分別。
  3. なるほど。DIR EN GREY、「DEG」が1つは作れるのね…。
  4. アルファベットのキューブ以外は分別完了!
  5. これだけのものを分けていくという…(白目)
  6. 適当にアルファベット別に拾い出す、地道な作業。
  7. おぉぉ!終わりが見えて来た…!
  8. あ、DIR EN GREYメンバーの「京」だけは、数も作れそうね…
  9. 終わったぁぁぁぁ!!

作業時間、約1時間半。

(どうでもいい補足ですが、DIR EN GREYは私が大好きなバンドで、京くんはそこのボーカルです。

 さらにどうでもいい補足ですが、私が好きなメンバーはギターの薫さんです)


これらのビーズをすべて使い切ることがあるのか分からないし(苦笑)、どうやって使っていくのかは、これから考えていきます(^-^;


それでも。

こういう機会を活用していけば、安価で作品が提供できるんですよね。

もし、「こういうの、作ってもらえませんか?」というリクエストがあれば、ツイッターのDMでも、Facebookページからのメッセンジャーでも構いませんので、ご相談下さい☆


ただ、このアルファベットたち。

詰めている時から薄々感じていたけど、やっぱり「A」と「I」が1つもないんですよ。

なので、多くのお名前を作ることが出来ないように思います。


じゃあ、何が出来るって…。

「BBQ」とかね…。

雑に言えば、DAIGOみたいな3文字じゃないかって気がしています(爆)。


あと、絶対に実行したらダメなのは、忘れそうなパスワードをこれで作ってカバンに下げる、とかね(爆)。

(ダメなのに、そういうのを作ろうとする発想、本当にダメだと思う、我ながら…)


ということで、真面目なのかふざけているのか分からない記事になってしまいました…。

長くなりましたので、この辺で終わりにしたいと思いますm(__)m


お読みいただいて、ありがとうございました♪



grey's Salon

「可愛いを目指す小さなレディがお小遣いでも買える金額」で、「お友達やママへのプレゼント」にもなるといいな☆幅広い世代の女性に「可愛い」が提供できることを目指しています☆